Ajax

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Ajaxとは

Ajaxとは「Asynchronous JavaScript and XML」の略称で。JavaScriptとXMLの技術を使って非同期通信を行う開発手法を意味します。Ajaxがこれほどまでに注目された理由は、Webアプリケーションが苦手としていたページ全体を更新することなくページの一部を置き換えるということを可能にしたことです。
Ajaxを利用したWeb画面は、JavaScriptを多様するため、コード量が多くなる傾向にあります。そのため、JavaScriptのプログラムで煩雑になりがちなクラスの定義やDOMの操作などの処理を簡単に行うためのJavaScriptライブラリーがいくつか提供されています。主なのものとして、Prototype.jsやjQuery,Dojoなどがあります。
さらに、これらのJavaScriptライブラリーの中には、多彩なUI(画面部品)を持っており、豊かな表現力を持ったWebアプリケーションを簡単に作成できます。現在では、これらのライブラリーによって実現される技術を総称して「Ajax」と呼ぶこともあります。
Ajaxは新しい技術を使わずに既存の技術を組み合わせるだけで新しいサービスを生み出したという点で画期的でした。

■XMLHttpRequest

Ajaxの中心となるのは「XMLHttpRequest」と呼ばれるオブジェクトです。このオブジェクトによって、Webページを切り替えずにデータのやり取りをすることができます。
XMLHttpRequestの誕生はInternet Explorer 5.0でWebページ内の非同期通信を行うために実装された「XMLHTTPオブジェクト」です。最初はInternet Explorerのみでサポートする仕組みでしたが、その後FirefoxなどのWebブラウザでもXMLHTTPオブジェクトと互換性のあるXMLHttpRequestオブジェクトが導入され、他のWebでも次第にXML HttpRequestオブジェクトが実装されていったのです。
■相互リンク

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